日時・ランク・天候 |
7月14日(火)〜24(金) C−B−8 雨、曇、晴 11名参加 |
コースタイム |
集合 : 7月14日(火) 07時00分 成田空港
解散 : 7月24日(金) 11時30分 成田空港
7月14日(火) 成田09:00−−−成都15:35
7月15日(水) 成都08:00−−−濾定17:30
7月16日(木) 濾定07:30−−−日隆16:30
7月17日(金) 日隆08:00−−−老牛園子15:30
7月18日(土) 老牛園子(BC)
7月19日(日) 老牛園子08:00・・・C1 15:30
7月20日(月) C1 05:00・・・08:30山頂09:00・・・16:00老牛園子
7月21日(火) 老牛園子07:00・・・11:00日隆12:30・・・16:00丹巴
7月22日(水) 丹巴05:00−−−成都17:00
7月23日(木) 成都08:00−−−北京15:20
7月24日(金) 北京07:30−−−成田11:30
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報告事項 |
@.登山基地日隆へ成都より4320mの巴郎峠を越えるのが最短ルートですが工事中
なので倍の距離の難路で入る。日隆からBC大姑娘への道は以前と同じなので快適
でした。
A.往復の飛行機が北京空港の悪天候のため使えず帰りは一日延びた。
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山行記
1.成都より登山基地日隆へ
中国四川省の大姑娘峰へ7月14日〜24日まで11人の仲間がチャレンジ。大地震の復旧工事が各所で進む中、登山基地の日隆へ成都よりバスで難路を二日がかりで入る。
2.ベースキャンプへ 7月17日
チベット族の住む日隆で、村長さんに大地震のお見舞いを述べお見舞い金を手渡す。ここから登山用品を馬に託し、標高差500mのBCへ7時間の歩行がはじまる。BC(3650m)は大きな川の辺にあり、キッチン、食堂などのテントもある快適なキャンプだ。
3.BCからC1へ 7月19日
BCからC1(4500m)へ標高差850mを登る。さまざまな高山植物の咲く放牧地をゆっくり進む。C1が見えた4500m地点でブルーポピーが岩陰に咲いていて一同大感激。
初めてブルーポピーを見たときは歓声をあげた。驚くことは牧草地のなかは、行きも帰りもいろいろな高山植物を踏まなければ歩けないことでした。
世界有数の花登山の触れ込みは本当でした。特に印象に残った花はブルーに近い紫色の桜草でした。他には、りんどうの花。太陽がでるとビロードのような紺色の花を見せてくれました。
4.大姑娘峰へ 7月20日
5時、ヘッドランプを着けてC1発。高度障害にならないよう息継ぎに注意し、ブルーポピーを見ながらゆっくりと歩き2時間後に4800mのコルに到着。その後ガレ場を歩き最後の急坂を昇り8時30分5025mの山頂に到着。狭い山頂で記念撮影の後下山開始。それまで雲の中に隠れていた二姑娘、三姑娘、四姑娘(6250m)が一斉に顔を出した。ガイドの話ではここ20日間は雨や曇りで四姉妹は顔を出さず、今期、我々が初めてとのこと。11時30分C1到着。昼食の後、高山植物の中をBCへ。
好天の大姑娘峰登頂万歳
5000〜6000m級四姑娘峰山群万歳
はじめてのブルーポピー万歳
登頂の夜は、BCのスタッフ主催の《登頂と田辺敬子さんの誕生祝い》のW祝杯に感激。
とにかく、素晴らしい大草原の花々の美しいのには驚く!登山中、岩陰に咲くブルーポピーを目にした感動でカメラを持つ手が震えるほどでした。
5.馬で日隆へ下山 7月21日
今日は馬で日隆へ下ります。
朝7時、少し不安な気持ちと馬に乗れる楽しみが交差。お花畑を白馬にまたがり馬子さんがたずなをひいてくださるので安心して乗ることができました。
6.皆既日食を見る 7月22日
丹巴から成都までのバス移動中に皆既日食が見られるか?ワクワクドキドキ。濾定を過ぎトイレ休憩でガソリンスタンドへ着きバスを降りる頃より薄暗くなり、やがて三日月形の金色の太陽が雲間に見え隠れすること二〜三回。急に闇の帳に包まれた。当地での皆既日食に感動しました。
7.高度障害とのたたかい
5000m峰への挑戦は高度障害とのたたかいです。C1の4500mの夜は高山病で最悪でした。一時間毎に血中酸素の計測と腹式呼吸と水分補給とトイレとただひたすら繰り返しました。大事にいたらなくて本当に良かった。
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