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                                      海外山行
 


台湾雪山登山 (H.M.)  2012年9月23日〜27日参加者6人

   「雪山」登山へのプロローグ

  最初は、台湾名称「玉山」(ぎょくざん)、日本領であった時代の名称「新高山」(にいたかやま)、当時日本最高峰の話でした。そして登山計画が煮詰まったある日、旅行社より排雲山荘修理中で、修理が進まず使用不可能との連絡があり。その結果「ニイタカヤマノボレ」が「ツクバヤマハレ」になる。暗号電文「ニイタカヤマノボレ1208」の意味は1941年12月8日午前零時を期して開戦。またその逆で攻撃中止の電文は「ツクバヤマハレ」であったそうです。

  そして次に旅行社が推薦したのが台湾名「雪山」(せつざん)、日本名「次高山」(つぎたかやま)に決定。標高は玉山3,952m、雪山3,886m

(参加者6人)
雪山の位置
雪山登山ロート図 
   

   第1日目 2012年9月23日  曇のち雨
  
  JAL31便にて台北松山空港到着。入国、現地関係者と挨拶を交わし、

  バスで標高1,600mにある武陵賓館を目指して走行。宣蘭市外に出ると人・車が少なくなり、今年の台風で山側はがけ崩れ、川側は道が崩落し片側通行のところが数箇所あった。やがて一面どこを見ても「高原キャベツ畑」が広がる場所を通過すると、

  武陵賓館に到着。2人1部屋にわかれ、荷物整理とシャワー後、食堂にてビールで乾杯し夕食(ハイキング)そして1日目の就寝につく。外気温14度
半分崩壊した国道 武陵農場ホテルに到着
    
   第2日目 2012年9月24日  晴れのち雨

  6時起床、7時朝食後、不用品を預けバスで登山口1,900mへ、30分後到着。ストレッチ・ミーティング後、歩き始める。

  登山道はよく整備されていて、歩きやすく、して登山者がほとんどいない。90分後シチカ山荘2,463mに着き、一本立てていると、雲行きが怪しくなてきたので、時間を繰り上げ出発。30分後には雨具を装着して歩く。昼食もそこそこにして、雪山東峰3,150mに到る。目的の三六九山荘3,100mも見え、皆はりきる。

  あと1時間。ミロク山荘は132名収容可能な山荘で、トイレ・炊事場・水場がある。ガイドが食事を作ってくれてその場で立ち食いし、所定の寝床で就寝。

登山口にバス到着 雪山東峰
三六九山荘入り口  三六九山荘の炊事場で夕食 

   第3日目 2012年9月25日  晴

  暗い中、4時起床、4時30分朝食後5時登山開始、40分後台湾でのご来光を拝む。3,400mをすぎて森林限界に達した。してあと200mの登りになるとザレ場・岩稜帯にぶつかる。おまけに急登になる。

3時間後登頂。360度の展望に皆感激してハイタッチで喜びを表す。そしてHさんが本日66歳の誕生日を迎えたことも。1時間後下山開始、11時30分には三六九山荘に無事着き、夕食まで仮眠。
 雪山カール  快晴の雪山頂上
 
大覇尖山を望む  三六九山荘に戻る 
   
  第4日目 2012年9月26日 晴

  昨日と同時刻起床、朝食後下山開始。2日間の思い出を残し雪山に別れを惜しむ。

  10時45分には登山口に着き、バスでビジターセンターに行き、地図・案内書・絵葉書等購入し武陵賓館で昼食。荷物を引き取り、山より怖い国道を台北に向かいました。

  最後に雪山登山の感想。登山者は若者が圧倒的でシニアは我々を含め7人しかいませんでした。「雪山」は「雪は国家公園」(せっぱ)の中にあり、広さは7万haで東京おデズニーランド1,372倍に当たる。「不要忘記我」(私をわすれないで)「我会再来」(またきます)

 
 雪山東峰でのご来光  雲海 
 
サービスセンター  武陵農場での昼食 
  

                                      

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