セギノ沢 (ヤブ)


 日時・天候・ランク
12月12日(土)  晴れ  C-C-7  参加 15名 

  
 コースタイム
     集合 谷峨 7:40     解散 大滝バス停 15:45

8:40細川橋8:55…9:50二本杉峠9:55…10:45地蔵平への分岐10:50…

11:35地蔵平11:55…12:20セギノ沢入渓橋…14:05大滝峠14:10…

15:10一軒屋避難小屋…15:45大滝橋バス停

          歩行時間6時間15分     休憩時間 50分

 報告事項
 セギノ沢は最初の堰堤を右から高巻く。川原へ下りるトラロープあり。

 次の滝の高巻きは右手前から大きく高く巻いて滝の右手上方の大岩を巻く。

 高巻きは上記2箇所のみ。10Mロープがあると役立つ。

 

 山行記

前日までの悪天候から一変、雲一つ無い好天に恵まれ細川橋で下車し、出発。
尾根づたいに二本杉峠へ。
二本杉峠からは屏風岩山方面に、更に尾根歩き。
960mのピークから登山道ではない急斜面を、落葉枯葉に足を取られ苦労して降りる。
山奥にこんなに広く平らで穏やかな場所があるのかと感心していると、ここが昼食場所の地蔵平だった。
枯芝色の風景に、50余年前にここにあったと言う小学校に思いをはせる。
午後はいよいよセギノ沢道へ。
悪天候の増水による引き返しも覚悟していたが、透き通る綺麗な流れを見て安堵した。
古道跡や廃道跡の標識に混じって見かけた今は使われていないカーブミラーに、昔の面影を感じる。
こんな山奥で一体どんな暮らしをしていてこの路を歩いていたのだろうかと、思いながら大滝峠への道を登る。
大滝峠からは下りとなり、一軒家避難小屋を経由。
バスの時刻を気にしながら、ハイペースな歩行で大滝橋BSを目指す。
無事、1547分のバスに間に合う時刻に全員下山した。

 

 




細川橋バス停下車
上ノ原集落神社脇がスタート地点
ルートの確認




尾根に上がるまでの九十九折の登山道




道が崩れ落ちている部分もあるので慎重に




二本杉峠
ここで大又沢へのルートと別れ、屏風岩山へのルートに進む




屏風岩山ルート上の急登




ルート上の穏やかな道
落ち葉でフカフカだが、踏み跡が見づらい




960Mのピークから日影歩道に入る
地蔵平まで尾根筋を辿って下る




尾根の対岸は大栂・菰釣山の峰々か




地蔵堂
祠は新しく花まで供えられていて、ここが無人の地とは思えない
かつてこの地に集落があったと云う
今も縁者の方がお参りしているのだろうか




地蔵平
伸びやかな台地が広がっている
今迄の道筋を省みると、ここは別天地の様相
かつてここに集落があり、小学校の分校が有ったと云う
奥に見えるのは大界木山




地蔵平を後にして沢沿いのルートを北上
道型がしっかりと残っている




カーブミラーがあった!!




バケモノ沢に沿った林道に続く橋
橋名版に大滝沢橋とある
セギノ沢のルートはこの橋の手前から沢に下る




沢に下りてすぐの堰堤を巻く




高巻きの下り
時に、山腹に石垣が見える
廃道になったかつての経路の名残なのだろう




幾度も沢を渡渉する
水量が少なく、穏やかな流れなので渡渉も楽しい




前方に見える滝を避けて、右手から高巻く
滝のかなり手前から大岩を乗り越す




セギノ沢唯一の滝




滝直上の堰堤
この辺りの斜度は急だ




堰堤のすぐ上に下りる
急斜面の降下になるので、ロープを掛けた




難所を通過すると、後は歩きやすい道だ
かつては経路だったのだと納得する




登山道への詰めの分岐




上流部の様子
若干荒れ気味だ




間もなく枯れ沢になり、落ち葉の沢筋を登る




秋の陽が沢を幻想的に映している




朽ちた倒木を目印に詰めた




登山道出合のポイント
セギノ沢からの踏み跡はしっかりしている




登山道出合




下山のルートに入る




道が崩落している所もあるので注意だ
やがて畦ヶ丸~大滝橋の登山道に出る
その出合から大滝橋までは、おおよそ1時間
但し、バスの時間に合わせて後半はちょっと急ぎ足になった




 
トラックデータ