大岩山 地図読み 
 日時・天候・ランク   
5月3日(日)  晴れ  A-A-3  13名

 コースタイム
 

集合  中央線 初狩駅 9:00    解散  八幡神社 14:00


初狩駅 9:20…①分岐 9:40…林道出合 9:45…②堰堤 9:55…

③沢出合 10:00…⑥地点 10:10…向峠(鍵掛峠) 11:10…

11:15 ⑨ピーク 11:20…⑩鞍部 11:25…11:35 大岩山 12:05…

⑫鞍部 12:15…12:20 屏風岩山 12:30…⑮三角点12:35…

⑯分岐 12:50…⑰一ノ沢分岐 13:05…⑱ピーク 13:10…P582地点 13:20…

一ノ沢分岐(下山点)に戻る 13:30…①分岐 13:50…八幡神社 14:00




 山行記


11月に会山行で予定している、地図読み山行の下見だ。

初狩駅から鍵掛峠を経由して、大岩山、屏風岩をめぐる周回ルート。

昭文社の地図(大菩薩嶺)によると、ぐるりと破線コースになっている。

事前のルート確認で、沢筋から峠に分岐するポイントと、下山のルート取りが難しそうだなと思っていた。

実際に歩いてみたら、案の定、上記2地点で時間を喰った。

だから、コースタイムの時間は、「地図読みに掛かった時間」を含んでいるので、ご了承頂きたい。

何処が難しかったかって? それは実際に歩いてみて実感して欲しい。

少々言わせて頂くと、地図上⑤から⑦のポイントの地形の判断がつかなかった。

このルートのキモである沢筋からの分岐点(地形の込み入った部分)に、「大月市」の「市」の字が掛かって、

どうにも見えないのだ!!

国土地理院の方、地名は等高線が素直な所に表示して欲しい。どうか、お願いします。

と、そんなやるせない気分になった。

現地に踏み跡はある。良く探せば、小さな道標も掛かっていた。

踏み跡があるから何とかなるじゃないかなどと言っても、その踏み跡が自分の進むルートと違っていたら?

そう、自分の力で地図と地形を判断し、ルートを求めることが大事。

リーダーは山行後、もっと深く地形を読み直しされている。

その解説は、当方の力量では説明が難しく、ここでは割愛させて頂く。

正解は、是非山行に参加して、リーダ-から直接聞いて、現地を見て、確認して欲しい。

地図読みの難しさを又も実感した、山行だった。

下山ポイントについても、昭文社のルートと実際のルートは違っている。






今回のルートは上の地図
番号は、ポイントごとにリーダーが表示




初狩駅前の広場で地図の確認
地図を整地して、現在地を確認してから進行方向を確認する




スタートしてすぐ、郵便局を右折




JRガードまでの道 前方に高川山が見える




中央線の線路の下を潜る




突き当たって右 八幡荘の看板の矢印通りに進む




線路脇のT字路を南進




程無く、八幡神社を右に見て通過
神域の注連縄が渡してある 八幡荘はこの中だ




境内のはずれにアケビの花が咲いていた




①のポイント ここで左折、進路は西




林道出合を右折、南に進む




右手に見える稜線は、これから進むルート




②のポイントの堰堤




対岸の沢の地形を確認する




③の沢を確認 通水管が埋め込まれていた




③と④の間にある堰堤




通水管で沢が道を渡っている




④の堰堤
右側にあった沢が左に流れを変えた




沢の対岸はこんな感じ




峠への登山道の分岐地点
⑤のポイントが確定出来ないままに、分岐に出てしまった




分岐の先、林道の終点辺りを確認してみると、細い尾根が現れてその奥に沢が見える
地図にある池なのか?
この辺りに「市」の字がかぶさって、等高線が見えない




分岐地点に戻り辺りを眺めると、小さな道標があった
現在地の確定をするために、行きつ戻りつしたのだが、どうにも等高線が見えず判断がつかない




分岐を右折
先行チームが登山道を確認した
現在地を確定しきれず、もどかしい思いで登山道に入る




峠への道は、沢への突当り手前の右手の尾根を入る
鬱蒼として踏み跡は細く、分かり辛い




振り返って尾根への取り付きを見る
上から見ると、思いの外、踏み跡がしっかりと見える




登山道に入ってしまえば、予想外のしっかりとした道になる




踏み跡は九十九折だ




こんな様子 良く踏まれた道




尾根筋に小さな道標




チゴユリがそこかしこに咲いていた




木苺は花がしぼんだばかり 棘に注意




山椒の子どもの木 若い葉が瑞々しい




峠に向けたルート 等高線の緩い部分を進む




峠への道標




テンナンショウ
この種属は種類が多く、分類が難しいとのことだ この正式名称は何と言うのだろう?




大きな倒木を跨いで峠へ




⑧のポイント 鍵掛峠




峠は細い尾根上にある




尾根道を大岩山方向へ




⑨のピーク 




ここで一休み




気持ちの良い尾根道




ピークを下る




登山道脇にジュウニヒトエ




大岩山に向けての登り 結構な傾斜だ




岩場が現れた




登山道脇のヤマツツジ




⑪のポイント 大岩山



松の枝越しに三ツ峠と鶴ヶ鳥屋山




屏風岩に向けては、一旦戻り北に延びる尾根に進む
分岐に朽ちかけた道標があった




北に延びる尾根に入る




「屏風岩山」「初狩駅」の道標




⑮地点 屏風岩山ノ頭の三角点



ヤマツツジが陽射しに映えて鮮やか




屏風岩山ノ頭の下り 清々しい新緑




⑯地点
ここでルートは北に進路変更する 方向を確認して進路を決める




⑰地点鞍部 「一ノ沢」の道標
地図に無い下山路が南東方向に下っている




P582地点にて
地図読みのルートに従って⑱の下山ポイントを探るが、藪がひどく良いルートが探せなかった
P582まで前進し、東に延びる尾根にルートを求めた
ここも藪がひどく、前進は猛烈な藪漕ぎになりそうだ
リーダーの判断で、⑰地点の一ノ沢に戻って下山することにした
下山路の終点は、①のポイントだった




八幡神社
鳥居の前の狛犬は、「カエル」ではなくて「犬」なのだと、宮司が言っておられた
八幡荘で汗を流し、おでんで反省会





GPSデータ