11月に会山行で予定している、地図読み山行の下見だ。
初狩駅から鍵掛峠を経由して、大岩山、屏風岩をめぐる周回ルート。
昭文社の地図(大菩薩嶺)によると、ぐるりと破線コースになっている。
事前のルート確認で、沢筋から峠に分岐するポイントと、下山のルート取りが難しそうだなと思っていた。
実際に歩いてみたら、案の定、上記2地点で時間を喰った。
だから、コースタイムの時間は、「地図読みに掛かった時間」を含んでいるので、ご了承頂きたい。
何処が難しかったかって? それは実際に歩いてみて実感して欲しい。
少々言わせて頂くと、地図上⑤から⑦のポイントの地形の判断がつかなかった。
このルートのキモである沢筋からの分岐点(地形の込み入った部分)に、「大月市」の「市」の字が掛かって、
どうにも見えないのだ!!
国土地理院の方、地名は等高線が素直な所に表示して欲しい。どうか、お願いします。
と、そんなやるせない気分になった。
現地に踏み跡はある。良く探せば、小さな道標も掛かっていた。
踏み跡があるから何とかなるじゃないかなどと言っても、その踏み跡が自分の進むルートと違っていたら?
そう、自分の力で地図と地形を判断し、ルートを求めることが大事。
リーダーは山行後、もっと深く地形を読み直しされている。
その解説は、当方の力量では説明が難しく、ここでは割愛させて頂く。
正解は、是非山行に参加して、リーダ-から直接聞いて、現地を見て、確認して欲しい。
地図読みの難しさを又も実感した、山行だった。
下山ポイントについても、昭文社のルートと実際のルートは違っている。
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今回のルートは上の地図
番号は、ポイントごとにリーダーが表示
初狩駅前の広場で地図の確認
地図を整地して、現在地を確認してから進行方向を確認する
スタートしてすぐ、郵便局を右折
JRガードまでの道 前方に高川山が見える
中央線の線路の下を潜る
突き当たって右 八幡荘の看板の矢印通りに進む
線路脇のT字路を南進
程無く、八幡神社を右に見て通過
神域の注連縄が渡してある 八幡荘はこの中だ
境内のはずれにアケビの花が咲いていた
①のポイント ここで左折、進路は西
林道出合を右折、南に進む
右手に見える稜線は、これから進むルート
②のポイントの堰堤
対岸の沢の地形を確認する
③の沢を確認 通水管が埋め込まれていた
③と④の間にある堰堤
通水管で沢が道を渡っている
④の堰堤
右側にあった沢が左に流れを変えた
沢の対岸はこんな感じ
峠への登山道の分岐地点
⑤のポイントが確定出来ないままに、分岐に出てしまった
分岐の先、林道の終点辺りを確認してみると、細い尾根が現れてその奥に沢が見える
地図にある池なのか?
この辺りに「市」の字がかぶさって、等高線が見えない
分岐地点に戻り辺りを眺めると、小さな道標があった
現在地の確定をするために、行きつ戻りつしたのだが、どうにも等高線が見えず判断がつかない
分岐を右折
先行チームが登山道を確認した
現在地を確定しきれず、もどかしい思いで登山道に入る
峠への道は、沢への突当り手前の右手の尾根を入る
鬱蒼として踏み跡は細く、分かり辛い
振り返って尾根への取り付きを見る
上から見ると、思いの外、踏み跡がしっかりと見える
登山道に入ってしまえば、予想外のしっかりとした道になる
踏み跡は九十九折だ
こんな様子 良く踏まれた道
尾根筋に小さな道標
チゴユリがそこかしこに咲いていた
木苺は花がしぼんだばかり 棘に注意
山椒の子どもの木 若い葉が瑞々しい
峠に向けたルート 等高線の緩い部分を進む
峠への道標
テンナンショウ
この種属は種類が多く、分類が難しいとのことだ この正式名称は何と言うのだろう?
大きな倒木を跨いで峠へ
⑧のポイント 鍵掛峠
峠は細い尾根上にある
尾根道を大岩山方向へ
⑨のピーク
ここで一休み
気持ちの良い尾根道
ピークを下る
登山道脇にジュウニヒトエ
大岩山に向けての登り 結構な傾斜だ
岩場が現れた
登山道脇のヤマツツジ
⑪のポイント 大岩山
松の枝越しに三ツ峠と鶴ヶ鳥屋山
屏風岩に向けては、一旦戻り北に延びる尾根に進む
分岐に朽ちかけた道標があった
北に延びる尾根に入る
「屏風岩山」「初狩駅」の道標
⑮地点 屏風岩山ノ頭の三角点
ヤマツツジが陽射しに映えて鮮やか
屏風岩山ノ頭の下り 清々しい新緑
⑯地点
ここでルートは北に進路変更する 方向を確認して進路を決める
⑰地点鞍部 「一ノ沢」の道標
地図に無い下山路が南東方向に下っている
P582地点にて
地図読みのルートに従って⑱の下山ポイントを探るが、藪がひどく良いルートが探せなかった
P582まで前進し、東に延びる尾根にルートを求めた
ここも藪がひどく、前進は猛烈な藪漕ぎになりそうだ
リーダーの判断で、⑰地点の一ノ沢に戻って下山することにした
下山路の終点は、①のポイントだった
八幡神社
鳥居の前の狛犬は、「カエル」ではなくて「犬」なのだと、宮司が言っておられた
八幡荘で汗を流し、おでんで反省会
GPSデータ
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