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2013年5月16日(木・夜)~5月18日(土) C-C-9 晴 9名 |
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集合場所 東京駅高速バス乗り場 22時
解散場所 東京駅 20時
●第1日(5/17)
鶴岡6:30…8:00蘇岡発電所8:20
…11:00葛城山分岐11:10…12:00芝倉山12:10
…12:40P1243m13:00…14:00芝倉山
●第2日(5/18)
泊地6:00…10:00葛城山10:30
…11:00左京淵ダム11:10…12:00蘇岡発電所12:20
…13:30朝日屋13:50…14:50鶴岡
歩行:5時間00分、6時間00分
休憩:1時間00分、1時間20分 |
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報告事項 |
・庄交ハイヤーに事前問い合わせでは左京淵ダムまで入れるとのことだったが蘇岡発電所で通行止めのため1時間の林道歩きがプラスとなった。
・今年は雪解けが遅く地元の人もまだ入山していないようで朝日屋さんでも情報が入手できなかった。 |
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昨年からのシリーズ、上杉藩が拓いた長井の葉山から鶴岡までの65キロ朝日軍道の3回目。三角峰から北は藪のため残雪期以外は難しい。情報収集のため麓の朝日屋さんに問い合わせると大河ドラマ「天地人」放映のころはGWに数パーテイが大朝日岳から縦走してきたが最近はいないらしい。今年は雪解けが遅く4月の下見はできず、いきなり本番となった。
予定していた左京渕ダムまでは入れず蘇岡発電所でタクシーを下ろされ1時間の林道歩きが+になったがメンバーは夜行バスの疲れもみせず、元気で急斜面の取り付きも手、足、ピッケルを使って難なくこなしブナ林を抜け稜線に上がった。
昼に芝倉山に到着。今日の幕営地、茶畑山を目指す。1243mに達し、茶畑山を見ると大きなクラックが幾筋も走っていて「どうする?」とSLと相談する。気温の上昇も考慮し引き返すことに決めテントを設営する。
明日、下山となればこのロケーションを楽しむことにし雪のテーブルを作り全員で乾杯する。いままで歩いてきたむこうに大朝日岳、目の前に月山、鳥海山と贅沢なひと時を過ごす。
翌日、調子よく歩き過ぎ葛城山分岐を通り越して、北に向かっていた。時間に余裕があったので葛城山に登り高安山、灯明岩、さらに難所の兜岩が確認することができた。
ここの通過は来年の課題となる。左京渕ダムのほうから除雪車の音が聞こえる。急斜面を慎重に降りて昨日の出発地に戻った。
何年も前からこの計画を暖めていたYさんが今回は事情で来られなかった。来年この道をまた一緒に歩けると思うと内心ほっとした。藪に入るとピッケルを脇に差して枝を払うメンバーは一段と逞しくなった。あと1週間もすればブナの芽吹きは峰を越えるだろう、一番いい季節に良き仲間と朝日の山を歩けて幸せだった。
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