|
2013年2月10日(日) 晴 6人 A−A−3.5
| |
|
【集合場所】JR大貫駅 9:55
大貫駅 10:00 ・・・10:40 磯根浅間山 10:55 ・・・ 11:50 展望台
展望台 12:20・・・12:40 大坪山 13:25・・・13:55 佐貫町駅
【解散場所】JR佐貫町駅 13:55
| |
記 事 |
軍用道路から海沿いのルートは、かなりの藪で磯まで急下降となるので避けること
|
|
〜 山 行 記 〜 |
東京湾は波静かだった。
久里浜港からのフェリーは水仙目当ての客でいつもより混んでいる。
我々6人は金谷から内房線上りで大貫駅へ。
ホームへ降り立つと南方に、これから向かう東京湾観音像が目に入る。海沿いの道をしばらく行くと右手に「記紀」に出る日本尊の妃「弟橘姫」の像が立っている。
ここで準備を整え出発、空は抜けるような青さだ。
まもなく山道に入り、やや荒れ気味の道を行くと浅間神社の鳥居が現れ、少し登ると祠があり磯根浅間山に着く。
鳥居まで戻り。藪が濃くなった道をしばらく進むと、突然旧軍用道路に出る。
この辺一帯は東京湾防衛の拠点の一つであったのだ。
しばらく進むと、すばらしい眺望が開けた。眼下の東京湾には往来する大型船に混じり、遊漁船がゆったり浮かんでいる。対岸の三浦半島、遥かな富士を望みながら昼食。
観音像が見え隠れする静かな山道を和気あいあいと進み、マテバシイの鬱蒼と茂る急登を登りきると、
青空に映える観音像の前へ出た。
足元から見上げると大きい、ここが大坪山の頂上だ。
三角点を確認し、拝観料500円で観音像の体内へ。20階の最上階からの眺望は360度。東京湾、房総の山並みが一望できるすばらしい眺めだった。
一休みして、車道を下り佐貫町駅へ。
房総の歴史とちょっと早い春の息吹を感じた少人数ならではの楽しい「小さな旅」であった。
|
|