山行記録 富士山(馬返から)・天上山【みろく山の会 山行No.265

 

 富士山の伝統的な吉田口の馬返から登ってきました。日本の最高頂上剣ヶ峰(3,755.6m)と2番目の頂上白山岳(3,756.4m)に参加者全員が登頂することができました。

 下山した翌日は、当初計画では足和田山に登る予定でしたが、天気予報が悪かったため、河口湖の東にある天上山に登ってきました。

 

日 程: 2012年8月10日(金)〜12日(日) 山小屋1泊・民宿1泊の3日間

参加者: 合計9

 



10日(金) 天候:晴れ後曇り  合計歩行時間:4時間35

行程・時間(5分刻み):

 高尾駅7:47 <富士急行直通電車> 富士山駅9:19

 富士山駅9:23 <タクシー> 北口本宮冨士浅間神社9:30着/40 <タクシー> 馬返9:55

 馬返[10:15] (5) 禊所[10:20通過] (10) 一合目(鈴原天照大神社)[10:30通過]

  →(40) 二合目(御室浅間神社)[11:10-15] →(10) 林道終点(トイレ)[11:25-30]

  →(10) 三合目(三軒茶屋跡)[11:40-12:05、昼食]

  →(25) 四合目(大黒天)[12:30通過] (15) 四合五勺(御座石、井上小屋跡)[12:45-50]

  →(15) 五合目(中宮)[13:05通過] (10) 滝沢林道出合[13:15通過]

  →(10) 佐藤小屋[13:25-30] (5) 五合目 里見平・星観荘[13:35通過]

  →(10) 五合五勺(経ヶ岳 日蓮上人像)[13:45通過]

  →(20) 六合目(富士山安全指導センター)[14:05-10]

  →(45) 幅広のジグザグ道の途中[14:55-15:00] (20) 七合目花小屋[15:20通過]

  →(5) 七合目日の出館[15:25通過] (20) 七合目トモエ館[15:40](泊まり)

 

 小生は富士山には19947月に登っているが、その時は富士宮口五合目から登り、剣ヶ峰に登った後、砂走り経由で須走口五合目に下った。その後、日本で一番目に高い三角点は剣ヶ峰(3,755.6m)だが、2番目は白山岳(3,756.4m)だと知り、いつか登ろうと思っていた。なお、富士山の最高点は、剣ヶ峰の三角点の位置より北へ12メートルのところある岩で、3776.2mだそうだ。

 また、せっかく登るのであれば、伝統のある吉田口のコースを登ってみようと思い、馬返から登る計画を立てた。

 高尾駅7:47発の富士急行直通電車の先頭車両で待ち合わせ、富士山駅に到着する。昨年7月から富士宮駅は富士山駅に改称したのだ。

 タクシー2台に分乗し、まずは北口本宮冨士浅間神社まで連れて行ってもらい、お参りをする。入口には大きな鳥居が建てられている。高さが17.7mあり、木造では日本最大の大きさだそうだ。重厚な造りの随神門をくぐると神楽殿があり、その先に両脇にご神木がある。左手には冨士太郎杉、右手には冨士夫婦桧があるが、いずれも天然記念物に指定されているそうだ。その正面に拝殿がある。中には天狗と烏天狗の大きなお面が並べて掛けてある。

 拝殿の両側には西宮と東宮がある。東側には摂社の諏訪神社があり、赤い富士山が祀ってある。

 
北口本宮富士浅間神社 神楽殿

 拝殿と諏訪神社のお参りを済ませてから、タクシーで馬返まで送ってもらう。馬返とは、説明板によると、ここから先は道が険しくなることから馬を引くことができず、馬を返して茶屋で休んでから身支度を整えたことから付けられた地名だそうだ。ここには、トイレもある。まずはストレッチをして、出発の準備をする。

 登り始めは緩やかな階段状の道で、すぐに右手にお休み処大文司屋があり、休憩のお誘いがあるがそのまま進む。鳥居を2つ通って少し進むと禊所がある。昔はここでお祓いを受け、身を清めてから山頂を目指したそうだ。ここから上は聖域とされていたとのこと。

 もう少し登ると一合目の鈴原天照大神社の前を通る。既に廃屋化している。

 登山道は道幅が広く、よく整備されている。少し登ると、登山道を整備している作業員の方たちがいる。50センチくらい穴を掘って、直径10センチくらいの石をたくさん埋めている。こうしておけば土砂が流されることなく安定するのだろう。横木を杭で止めた階段状の所や石畳にしてある所もある。

 登山道脇には結構高山植物が咲いている。薄紫色のミヤマシャジンや黄色いユキンレイカという花だそうだ。

 二合目の御室浅間神社に着いて休憩を取る。ここも廃屋化している。この辺りには、ミヤマシャジンのほか、シモツケソウやヤマオダマキが咲いている。

 少し登ると林道細尾野線の終点に着く。トイレがあるので小休止する。林道を横切って登山道が続いていく。

 もう少し登ると三合目の三軒茶屋跡に着く。ここには江戸時代から2軒の茶屋(山小屋)があったそうだが、なぜか三権茶屋と呼ばれていたそうだ。2軒の崩れた廃屋が残っている。ここで昼食をとることが多かったので中食堂とも呼ばれたそうだ。ここで昼食とする。

 昼食後に出発してしばらく登ると四合目の大黒天を通る。ここには大黒天像を祀った茶屋(山小屋)があったそうだ。そこから少し登った所にギンリョウソウが密集して生えている。さらに登ると四合五勺の御座石に着く。ここには井上小屋と書かれた小屋が残っている。周りにヤマオダマキとオンタデが咲いている。ここで休憩を取る。

 少し登ると五合目の中宮と書かれた説明板がある。しばらく廃屋化した山小屋跡が続く。もう少し登ると滝沢林道に出合う。林道とはいっても立派な舗装道路で2回目に横切る所に立派なゲートがある。ここに五合目の標識がある。この辺りから登山道脇にホタルブクロがたくさん咲いている。

 少し登ると通年営業の佐藤小屋に着く。ここで小休止する。温度計は20度を示している。小屋の先で道が分かれ、右に行くとスバルライン五合目で、山頂に向かう道は斜め左の道だ。

 登山道はジグザグに進むようになり、日蓮上人像のある五合五勺の経ヶ岳を通る。この辺りにはホタルブクロやエゾシオガマ、オンタデなどが生えている。

 しばらく登ると六合目の富士山安全指導センターに着く。ここでスバルライン五合目から登ってくる道と合流し、登山者が急に増加する。これまでは普通の登山道だったが、ここからは幅が5メートルくらいある広い道となる。たくさんのツアー登山者の団体が歩いてくる。道は大きくジグザグに登っていく。

 

幅広の登山道を上るメンバー

 六合目から45分ほど歩いてから右に曲がる所で休憩を取る。ツアー登山者の団体を見ると1グループ50名くらいいるが、ツアーガイドは1名か2名しかいないようだ。

 少し登って七合目花小屋が近づいてくると急に前が詰まって進めなくなる。ツアーガイドに人のお話では、道が急に狭くなるのでどうしても渋滞が始まるとのこと。確かに花小屋の手前は狭い道になり、その先は岩場の登りとなり、1列でしか歩くことができない。それまでは56列だったので、渋滞する訳だ。岩場の登山道脇にはイワツメクサやフジハタザオ、タカネニガナが咲いている。

 しばらく渋滞しながら登るとやっと宿泊する七合目トモエ館に到着する。16時前に着いたのでほっとする。受付して部屋に案内してもらうと、2階の右奥突き当りの部屋だ。天井が低いが個室のイメージだ。

 夕食は到着順に呼ばれるとのことで、我々は17時少し前の予定とのお話なので、それまで荷物の整理をしたり、外に出てみたりする。外ではずっと渋滞が続いており、ほとんどの登山者が八合目まで登るらしい。薄暗くなるまで登山者がいる。

 富士山のトイレは利用料金が1200円になっており、小屋に宿泊する場合も1回だけ支払うようにとのこと。中に入るとかなりきれいになっている。

 夕食は発砲スチロールの容器に入ったハンバーグカレーだ。お茶は1杯だけでいずれもお代りはできない。金曜日料金で2食付7,500円なのでこんなものかと思う。

 翌日は当初は4時出発の計画だったが、渋滞が続きそうなので、1時半起床に変更する。このため、早い就寝にしようということで、18時頃から順次床に就く。小生はなかなか寝付けず、トイレに行ったりして20時前に寝付く。

 



11日(土) 天候:曇り時々晴れ  合計歩行時間:8時間10

行程・時間(5分刻み):

 七合目トモエ館[2:20] (45) 七合目東洋館前[3:05-10]

  →(35) 八合目太子館前[3:45-50] (10) 八合目蓬莱館[4:00通過]

  →(30) 八合目白雲荘前[4:30-40] (10) 八合目元祖室富士山天拝宮[4:50通過]

  →(20) 本八合目富士山ホテル[5:10通過] (5) 本八合目トモエ館前[5:15-25]

  →(20) 八合五勺御来光館前[5:45-50] (30) 九合目[6:20-30]

  →(35) 久須志神社(浅間大社奥宮)[7:05-10] (5) 山口屋支店[7:15-45、朝食]

  →(10) 白山岳分岐[7:55、ザックをデポ] (5) 白山岳頂上[8:00-05]

  →(5) 白山岳分岐[8:10-15] (35) 剣ヶ峰頂上[8:50-9:10]

  →(15) 浅間大社奥宮(山頂郵便局)[9:25-35] (25) 吉田口下山口(トイレ)[10:00-10]

  →(40) 下山道分岐[10:50通過] (5) 須走口八合目下江戸屋前[10:55-11:00]

  →(30) 緊急避難所前[11:30-55、昼食] (20) 七合目公衆トイレ[12:15-25]

  →(25) 六合目吉田口分岐[12:50-13:00] (5) 六合目安全指導センター[13:05-10]

  →(15) 泉ヶ滝[13:25通過] (10) 富士スバルライン五合目バス停[13:35]

 五合目バス停14:10 <富士山駅行き登山バス> 河口湖駅前15:00

 河口湖駅前15:10 <民宿送迎車> 温泉民宿「丸弥荘」15:20

 

 渋滞を避けるため、1時半に起きる。また、高山病対策としてゆっくり歩くことも考える。準備をしてストレッチの後、220分に出発する。真っ暗な中、ヘッドランプを点けて歩き始める。急な岩場の道が続くので、ゆっくり歩いて登る。休憩を頻繁に取り、無理をしないように歩く。

 4時半頃になると空が明るくなってくる。しかし、東の空には雲が低く垂れこめていて、ご来光は雲で隠れていて拝むのは難しそうだ。少しするとヘッドランプは不要になってくる。5時頃になるとかなり明るくなってくる。この辺りからは石垣を築いた少し幅広い歩きやすい道となる。

 途中で頭痛がするので頂上まで登るのは難しいかも知れないという申し出メンバーからある。しかし、下山道は離れているし、ゆっくり歩くのでもう少しがんばってもらうように励ます。

 ペースを落としてゆっくり登る。九合目まで登ると上の方はガスが掛かっている。下を見ると雲海があり、我々も雲の上にいることが分かる。太陽は雲に隠れているが、ボーッと見える。10分休憩して少し食べ物を口にする。

 さらに登って行くと頂上手前の白い鳥居が見えてくる。これをくぐってひと登りすると、久須志神社(浅間大社奥宮)に到着する。みんなやっと着いたという達成感に浸る。

 お参りをしてから一番近い茶店の山口屋支店に入る。ここで朝食をとることにするが、まずトイレを利用する。山頂のトイレは吉田口下山口の所にある。ここには番人もいて、利用料は300円だ。七合目トモエ館の朝食はお弁当だったので、これを食べることにし、800円のとん汁を注文する。頂上なのでさすがに何でも高い。お弁当は赤飯でなかなか美味しい。

 食後は反時計回りにお鉢巡りをすることにし、まずは白山岳の分岐まで行く。標識は何もなく、登る人はいない。我々は荷物をデポし、全員が空身で登り始める。5分強で頂上に着く。三角点はあるが、標識はない。簡単な鳥居だけの祠がある。ガスが掛かっていて展望はないが、記念撮影をしてから下山する。

 お鉢巡りコースに戻り、少し進むと右手に小内院が見える。結構万年雪が残っている。歩くにつれて次第にガスが晴れてくる。天気予報は元々下り坂の予報で、雨が降るものと覚悟を決めていたので、これは大歓迎だ。振り返ると白山岳のピークが見える。

 剣ヶ峰頂上まで登ると、測候所跡の白いドームは取り払われている。「日本最高峰富士山剣ヶ峰」と書かれた立派な標石がある。ガスが完全に晴れて大内院もよく見えるようになる。万年雪は小内院よりも少ないようだ。全員で記念撮影をする。結局、誰も高山病に苦しむことなく、全員が剣ヶ峰と白山岳の両方の登頂に成功する。

 
剣ヶ峰頂上にて

 

 剣ヶ峰からの下りは結構急で、火山灰のザレた道を慎重に下る。下った所に浅間大社奥宮と山頂郵便局がある。郵便局の中は狭いので入口で行列ができている。消印付きの登山証明書を発行してくれるが、小生は2回目なので計画書の裏に登頂記念スタンプを押す。

 
大内院

 

 さらに反時計回りに進むと、下にブルドーザーが通っているのが見下ろせる。もう少し行くと吉田口下山口に着く。これでお鉢巡り一周を完了する。トイレを利用してから下山を開始する。下山道はブルドーザー道を下り、八合目で吉田口ルートと須走口ルートが分かれる。八合目下江戸屋の所で吉田口ルートの下山道に入る。

 下り始めるとまたガスが出てきて、展望はないし下山道はあまり面白くない。途中で急いで駆け降りて行く外人の人がポーチを落とす。大声で叫ぶとやっと気が付き、メンバーが手渡す。財布や切符等大事なものが入っていたらしい。気が付いてくれて良かったと思う。

 標高3,000mを切った所にある緊急避難所で昼食とする。小生は持って来たロールパンにはちみつを付けて食べる。多少高山病ぎみなのか頭痛がするので、食欲もそれほどない。もう少し下った所にある七合目公衆トイレでも休憩を取る。

 ここから先はジグザグではなく、真っ直ぐに六合目に向かう道となる。少し行くと落石シェルターがある。こういうのは初めて見た。しばらく下った所に馬が数頭待機している。疲れた人が有料で乗せてもらうことができるらしい。通り過ぎた所にタカネバラとクルマユリが咲いている。

 六合目まで下ると登りの道と合流し、たくさんのツアー登山者が登ってくる。前日と違ってすれ違うので、その多さに驚く。富士山にはひと夏に30万人もの人が登るというのがよく分かる。しかも、ツアー参加者の大半が20歳代の若い人たちなのだ。中には外国人も交じっている。逆に、40歳を超えるような人はいないようだ。

 泉ヶ滝まで下ってくると佐藤小屋からの道と合流し、スバルライン五合目までは緩やかな登りとなる。少し行くと白馬に引かれた馬車がやって来る。下りだからいいものの、登りも1頭で引くのだろうかと思う。10人乗りくらいなので登りはかなり重くなり大変だろうと思う。

 少し行くとバスの終点であるスバルライン五合目に着く。立派なレストハウスが何棟か建っている。14:10発のバスに十分間に合う時間だ。切符を手配し、ストレッチをする。

 バスで河口湖駅まで行き、宿泊する温泉民宿「丸弥荘」の送迎車にお迎えに来ていただき、宿には15:20に到着する。男女別に隣り合った部屋に入り、まずは温泉入浴だ。入浴後は部屋に戻り、ビールで乾杯だ。みんな達成感に満足した表情だ。

 夕食も結構豪華で、2食付で6,450円とは大変リーゾナブルな宿だ。エアコンも付いており、気持ちの良い部屋で早めに就寝となる。

 



12日(日) 天候:晴れ後曇り  合計歩行時間:
2時間00

行程・時間(5分刻み):

 河口湖駅 [7:45] (15) 天上山登山口[8:00] (15) ナカバ平[8:15-20]

  →(30) 展望台[8:50-9:05] (15) 天上山頂上[9:20-25]

  →(5) 展望台(トイレ)[9:30-40] (15) ナカバ平[9:55通過]

  →(10) 天上山登山口休憩舎(トイレ)[10:05-15]

  →(15) 河口湖駅[10:30着、入浴・昼食]

 河口湖駅前12:00 <富士急行高速バス> 横浜駅西口14:25

 

 みんな早起きで、女性たちは朝食前の散歩に出掛ける。男性はテレビでオリンピックの放送を見る。

ちょっと外に出ただけで富士山がよく見える。

 当初は足和田山に登る計画だったが、天気予報では下り坂とのことだったので、展望が期待できないだろうということで、天上山に変更する。7時からの朝食を済ませ、河口湖まで送迎車で送っていただく。

 まず、駅前の平井売店でザックを預かっていただき、サブザックで出掛ける。このお店は荷物を無料で預かってくれるので、戻ってからお土産の買い物をして、2階の食堂での昼食をとることにする。

 天上山は昔話カチカチ山の舞台になった所だそうだ。登山口までは15分ほどで着く。少し行くとロープウェイもあるが、ゆっくり歩いて登る。登山道にはたくさんのアジサイが咲いていて、気持ちの良い道だ。

 途中のナカバ平には太宰治の石碑「惚れたが悪いか」がある。知らなかったが、昔話を元に太宰治が小説「カチカチ山」を書いていたのだそうだ。その小説の最後の場面でのタヌキの台詞が「惚れたが悪いか」なのだそうだ。

 ロープウェイの上の駅の所に展望台があり、ここからの見晴はとても良い。河口湖や足和田山をはじめ、周囲の山や麓の富士急ハイランドなどがよく見える。しかし、残念なことに富士山は雲に隠れている。前日行った北口本宮冨士浅間神社や我々が登った馬返からの登山道がどの辺りだろうかと思って裾野を見る。

 展望台から少し登った所が天上山の頂上だ。展望はない。ここから北東に進むと三ツ峠山に続いている。20003月に中央本線の笹子駅から歩き始め、清八峠を越えて、三ツ峠山から天上山に下ってきたことを思い出す。

 
天上山頂上にて

 

 来た道を戻って河口湖駅前の平井売店に10時半に着く。男性は隣にある河口湖ステーションインの最上階にある人工温泉のお風呂に入ることにする。その後、2回の食堂で昼食をとる。まずは生ビールで乾杯し、地元の料理という冷やしうどん「おざら」をいただく。食堂を利用するとお土産は1割引にしてくれる。何とも親切なお店だ。

 昼食後は河口湖駅前で解散とし、横浜駅まで行くと行き過ぎになるというメンバーを除いて、予約しておいた富士急の12:00発の高速バスで横浜駅西口まで向かう。約2時間半で乗換えなしで着くので便利だ。

 今回は全員が満足のできる山行になったと思う。