大朝日岳〜以東岳

朝日軍道を行く A
   

日時・ランク・天候

2012年07月20日(金)〜22日(日) C−C−7.5 曇・晴・晴 10人

コースタイム

 集合 : 寒河江営業所    05時05分
 解散 : 鶴岡駅        11時00分

20日(金)
 寒河江営業所05:1506:00古寺鉱泉06:25・・・09:39小朝日岳09:44
 ・・・11:25大朝日小屋11:28・・・11:44大朝日岳11:46
 ・・・11:54大朝日小屋12:10・・・13:38西朝日岳13:48・・・15:00竜門小屋

 歩行時間 : 7時間00分
 休憩時間 :     36分


21日(土)
 竜門小屋05:05
・・・06:09寒江山06:12・・・07:03狐穴小屋07:15
 ・・・09:30以東岳09:44・・・12:41大鳥小屋

 歩行時間 : 7時間10分
 
休憩時間 :     30分

22日(日)
 大鳥小屋05:10
・・・08:10泡滝ダム08:15−09:24鶴岡駅11:05
 −12:57新潟駅13:1115:20東京駅
 
 歩行時間 : 3時間00分
 休憩時間 :     15分


報告事項

 避難小屋ごとに水場があります。
 その他にもおいしい水場が数か所あります。
 避難小屋はきれいで、トイレは水洗。
 竜門小屋は貸し切り、大鳥小屋も宿泊者は少なかったです。
 登山道は整備され、高山植物もきれいですが、虫対策は必須。


山行記

古寺鉱泉登山口では小雨のため、ザックカバーをつけ、小朝日岳の上りにかかる。
天候が好転し、頂上を降りた稜線脇の銀玉水は、熱い体には正に甘露。
その後は一気に大朝日小屋まで登り、頂上までピストン。
小屋は混雑が予想されるので、次の竜門小屋を目指す。
すぐに西朝日岳がみえ、直江兼続の軍道跡が望見された。
ヒメサユリが美しい。
竜門小屋は改築され清潔、飲み水豊富であった。
女性メンバーが男性を前に、飯炊きのコツを伝授しながらチラシ寿司、海藻・野菜サラダをつくる。

翌朝、昨夜の飯でのトマト雑炊が美味い。
さらに朝日は絶景。
以東岳を目指して進むと、後方には竜門小屋の名前になった竜紋雪渓が望見できた。
眼下に熊の毛皮を広げた、大鳥池の全容を見る。
快晴、高温・高湿であったが、クジャクアゲハの乱舞に暑さも忘れる。
以東小屋に泊まるには早すぎ、大鳥小屋ではビールが飲めると聞くや、すぐに大鳥に向かう。
夕食のカレーライスは、昨晩、女性組が男性組に伝授した技術をみるため、男性が作る。
少し芯があったがカレーは堅い飯の方が美味いと、追求をかわす。
小屋近くの三角池を訪れると、まさに神仙境。
池に張出た樹枝に手垢の付いたハンカチ(卵泡)が多数。
モリアオガエルの繁殖池であった。
天敵・サンショウ魚の卵も水中にあり生物の勉強になりました。

翌朝も快晴、七つ滝沢の音を聞きながらブナの巨木林を下る。
ガクアジサイが美しい川筋。
昼前には鶴岡駅に帰投。
天候に恵まれ、和気藹々の楽しい山旅でした。

  


 

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1日目の軌跡 2日目の軌跡 3日目の軌跡
大朝日小屋手前の銀玉水 大朝日岳山頂 竜門小屋
竜門小屋と竜紋雪渓 以東岳山頂 以東岳の雪渓と雲海
熊の毛皮を広げた大鳥池を望む 七ツ滝沢のつり橋 モリアオガエルの卵泡