元禄の泰平を揺るがした、赤穂浪士討ち入り事件。今日は四十七士の歩いた道を辿る企画、この冬一番の冷え込みで防寒対策を厳重にして出かけた。
吉良邸跡の周辺は露天が出て賑わっていた。両国橋袂の大高源五の句碑を経て乳熊屋へ。乳熊屋は俳友として大高源五と親しかった。初代の竹口作兵衛が、討ち入りを果たした四十七士を招き入れ甘酒粥を振舞った休息の地。今も続く乳熊屋は、この頃になると故事に倣い店先で甘酒を振舞う。私達も甘酒を頂き休憩した。
聖路加病院西側の浅野内匠頭邸跡地碑近くの公園で昼食。泉岳寺へ引き揚げの際、間新六が自分の供養をとお金の入った巾着を投げ入れたと言われる築地本願寺を経て、浅野内匠頭終焉の地(日比谷通り新橋4丁目)へ。
泉岳寺では線香の絶えない四十七士墓所を見学。墓所に居ると燻製になりそうなので早々に裏手の大石内蔵助外十六人忠烈の跡を見学し帰途につきました。
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