11月とは思えない暖かな陽気の中、御岳登山口より登り始めると直ぐに麻苧ノ滝だ。鎖がある濡れた側壁を慎重に通過、大汗をかきながら急坂を登ると空中に飛び出たザンゲ岩に着く。横川駅周辺がクッキリ見えた。
高度を上げるにつれ紅葉が見頃を迎えていた。御岳を経て籠沢のコルに到着。出発して3時間15分、山と高原地図より2時間位早いペース。鎖場や岩場でもスムーズに通過。体力的にはきつかった。空身になり「丁須の頭」の根元まで鎖を使って登った。浅間山や表妙義の絶景が広がっていた。直ぐにおりるのが惜しい。
滝沢のコルからは長い数連の鎖場がある急な岩溝を浮石に注意して40分ほど下がると、暖斜面になり谷間の紅葉を眺めながらゆったりと国民宿舎まで下りた。紅葉と眺望、スリルある岩稜歩きが楽しめた一日だった。
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