日時・ランク・天候
 6月5日(土)  B−B−5  晴  16人参加
コースタイム
みずがき山荘10:00・・・10:50富士見平11:00・・・12:00鷹見
岩12:30・・・13:35富士見平13:45・・・14:25みずがき
山荘14:35・・・15:10韮崎温泉16:10


バス山行   海老名6:40発
         みずがき山荘9:35着

 解散     横浜・天理ビル19:30
報告事項
 頂上の岩からの下降は梯子破損しているためロープ必要
瑞牆山荘前で、車を降りれば、一面の新緑に圧倒され、見も心も洗われるような新鮮な空気
に包まれる。いやがうえにも、ひとりでに身体が動き、心が弾むような心境になる。
これぞ森林浴であり、元気をもらうため、わざわざ森に入った昔の人の魂振り(たまふり)を
思い起こす。

「スタートは10時」。今日は全5時間の歩行というから、そんなに急ぐことはない。周囲は見
事なミズナラの原生林で、特別景勝地になっている。所々に、みつばつつじのピンクの花が
今を盛りと咲いていて、昨夜の雨が洗ってくれたお陰。1時間ほどして、富士見平に到着。
一息入れる。

動き始めると「ここから急登!」の声がかかり、思わず身構えるが、急登は13分で終わり、
尾根にたどり着く。反対側の斜面を下から吹き上げてくる風が、ほてった身体を冷やしてくれ
て、行きかえつたような気持ちになる。尾根沿いの上りは、やがて、右下がりの斜面を横切る
登りに変り、花はなくなり、原生林と一面に生えたコケが見事。木漏れ日も、山の美しさ気持
ちのよさを引き立てる。

鷹見岩へは、花は少ししか見られないが、石楠花(しゃくなげ)の木のトンネルをくぐりながら
の登りとなる。岩頂に立つと、視界はさえぎるものがなく、瑞牆山や金峰山が目の前に飛び
込んでくる。帰りは、同じ道。十分に満たされた山行でした。リーダの方々に感謝いたします。