|
2010年4月9日(金)〜4月11日(日) D-D-8 晴・晴・晴 7人 |
|
|
(初日:歩行時間4時間40分、休憩30分)
夜叉神峠登山口10:00・・・11:00夜叉神峠11:10・・・15:05南御室小屋(テント泊)
(2日:歩行時間5時間30分、休憩1時間10分)
南御室小屋6:00・・・7:30薬師岳7:40・・・15:05観音岳8:10・・・9:20地蔵岳9:40
・・・11:30薬師岳11:40・・・12:40テント場
(3日:歩行時間3時間30分、休憩30分)
テント場6:30・・・8:25杖立峠8:30・・・9:30夜叉神峠9:40・・・10:30登山口
|
|
報告事項 |
・雪が締まっていて歩きやすかった。
・地蔵岳ピストンは、天気の条件がよく、予想より早くテント場に戻れた。
・南南御室小屋の水場は水がでていた。
・石和温泉→夜叉神峠登山口へは、ジャンボタクシー1台13,000円。 |
石和温泉駅よりタクシーにて、桜、桃、すももの花が咲き誇る春景色を楽しみつつ登山口へ。
10:00薄曇だが、カラ松林の中を登り夜叉神峠へ。いきなり現れた白峰三山の雄大な眺めに歓声があがる。CL懇意のタクシーの方から頂戴した甲府一の蓬餅を早速いただく。豊かな春の香りが口一杯に広がり美味。
杖立峠手前にてアイゼン装着。峠を緩く下り登り返すと山火事跡。さらに登ると明るく開けた展望地。雲の上に浮かぶ南アの山々の姿に、暫し疲れを忘れた。
苺平を過ぎ15:05南御室小屋着。無人だが水場も食事スペースもあり、別棟に八畳程の素泊り室も見つかり貸切寝室となった。夕食は九州から車で来た青年と飛鳥鍋を囲む。自慢のウオッカ「スピリタス」をご馳走になる。アルコール度96度。火気厳禁とSLから注意。恐る恐る嘗めてみたが舌が痺れ、口から火が出る程で、山中で珍しい体験ができた。
翌日4:30起床。東の空が朝焼けでオレンジ色に染まる。5:50快晴。気持ちも軽やかの薬師岳を目指すがまずは急登。樹間から抜けるような青空と真白な白峰三山が見え隠れする。森林限界を過ぎ薬師岳小屋はすっぽり雪に埋もれていた。
7:10薬師山頂。風はなく眩しい太陽に照らされ、悠々と連なる三山は息をのむ美しさであった。澄んだ空に吸い込まれてしまいそうな白銀の斜面に一筋の動物の足跡。静けさのの中、よく締まった雪面を踏むアイゼンの足音が心地よい。
8:30観音岳。たおやかな仙丈岳や甲斐駒の間近に、雲海に浮かぶ富士山・中央・北アルプス・八ヶ岳etcすべての山が勢揃いして私たちを取巻いていた。
トレースのない雪面を自由に歩ける快感を得て9:15地蔵岳着。日向ぼっこをしながら迫力あるオベリスクを眺め、至福の時を過ごした。
下山は暖かな陽を浴び、のんびりした稜線漫歩を十二分に楽しめた。12:41南御室小屋着。
残雪期の春山を満喫させていただい事に感謝したい。
今回はバテずに歩けてよかった!!
|
|