日時・ランク・天候
21年10月10日(土)〜12日(祝) C-C-6 晴/霧/晴 12名
コースタイム

@鳥居峠 9:36・・・11:19 的岩山 11:26
 ・・・13:56 濡恋清水 14:17  ・・・14:48 四阿山

A四阿山 6:00・・・8:08 浦倉山 8:24
 ・・・11:32土鍋山11:56・・・12:46破風山12:57・・・13:23毛無峠

B毛無峠 5:55・・・7:41 御飯岳 7:57
 ・・・11:22 万座峠 11:44  ・・・12:23 万座温泉
 
記    事
 浦倉山から土鍋山までの道は、昭文社の地図とは異なり東側を巻いています。
 御飯岳から東側に降りる道はありません。
ヤブこぎ、ルートハントの技術がないと降りられません。
 黒湯山付近、尾根沿いには道はありません。
積雪期以外は通行困難です。並行した車道はもちろん歩けます。
〜 山 行 記 〜 

 山行の計画では、最終日に藪が入る予定であったが、初日から笹とのバトルがあった。きっとリーダーが新人がいるから試したんだろうネ。「ほんと!」

 まず鳥居峠から四阿山に向かって登山道を歩くものと思っていたがそこは人の丈位ある笹薮がおい繁って人間が通る事を拒んでいるようにも見えた。多分人が歩かないので荒れ放題になってしまっているのだろう。 標識、リボンが我々の方向を示してくれたが、いざ 私が一人で行けと言われたら、間違いなく迷子になりそうな位竹がおい繁っていました。
「初日から怖・・・・・・い。」

 夜に風が吹き荒れ冷込みが一段と厳しくなり嵐のようないやな感じがしましたが 朝起きるとそこは天からの贈り物でいっぱいでした。あらゆる木々が霧氷の花を咲かせて我々を歓迎してくれました。  しかしその日は一日中雲と霧で憂鬱になってました。浦倉山から土鍋山までは又又道なき道を人の目、GPS、等を頼りに笹竹をかき分けながら進んで行きました。
「二日目くたびれた」

 三日目にしてようやく晴天に恵まれ予定は毛無山〜御飯岳 そして本日のメーンイベントの藪こぎがはじまりました。御飯岳頂上から道なき道、斜面は背丈ほどの笹がびっしり敷き詰められどう見ても降りられるような場所じゃない。
そんな所を笹に足を取られ何度も転び笹と格闘しながら万座峠まで無事に到着する事ができました。  先輩に感謝です。

 今回の三日間、驚きの連続でした。テント泊の経験が一度もなく荷物の不安、安全に二泊三日を歩けるのか等行くまで頭の中で渦をまいていましたが終ってみると楽しいテント泊であったように思いました。



<1日目>出発地の鳥居峠にて 自然の要塞−的岩
浅間山の頂は雲の中 <2日目>霜の降りた幕営地で出発の準備

三日間歩いたルート
   ↓      霧氷の尾根道を行く⇒
<3日目>御飯山からの密薮の斜面を下る



☆左側写真☆

★黒湯山への密薮に挑むが★
★敢え無く敗退★

※四阿山は、根子岳方面へ10分下ったところで幕営可。
※毛無峠は幕営可能なスペースあるが、水は群馬県側に林道を30分以上、下る。