C山行 沖ビリ沢下降・水ノ木沢遡行

日時・ランク・天候・人数
2009年6月27日(土)〜28日(日)(日)   D−C−7 曇・雨 7人
みろくのコースタイム

6月27日
山伏峠下1000〜1024東海道自然歩道合流〜1032渓装1050〜1055下降点〜1120懸垂入渓下降開始〜1330渓装解1350〜1420水ノ木橋〜1440幕営地

6月28日
幕営地0615〜0620入渓〜1123菰釣山1155〜1422山伏峠分岐〜1437山伏峠下〜1524石割の湯

報告事項


山行記


 梅雨の晴れ間の絶好の天気。リーダー3名、新人4名の贅沢な編成で山伏峠から甲相国境尾根を越えて沖ビリ沢源頭へ懸垂下降。モミソで1回やっただけだなと思いながらもリーダーの厳しい指導で難なく着床。ここから初めての沢下り。花崗岩のナメが真っ白で美しい、頭上から漏れる木漏れ陽に水が光る、最高の気分。 中ほどで釣り人に出会いヤマメ20数匹の釣果を見せてもらう。ああ、日本酒があれば・・の声も。菰釣橋まで下って林道を今夜のBPへ登り返す。

 BPは沢の傍らの平坦地。瞬く間にタープが張られ薪を集め明るい内から焚き火が全開。渓中泊は焚き火が命の噂どおり話が弾み酒が進む。酒はほどほどにの事前注意があった割にはいくらでもでてきたように思うのは気のせいか。

 翌朝は6時にさわやかに出発。いよいよ水の木沢遡行だ。苔むした岩と小滝の連続。渕にはヤマメの影。頭を突っ込みゴーグルで魚影確認のつわものも出て大騒ぎ。程なく真っ白なナメ沢となり滝にも柔らかに水が流れる。中滝の前で記念撮影して卒業山行の記念とした。源頭には最後の難関三段15メートルの滝。CLがリードで登るも中段で苦戦らしい。下からはあそこに足、あそこに手などと勝手な評。自分で登ってみたらよく分かりました。CLゴメンナサイ。無事に全員よじ登って万歳。詰めは藪も無く菰釣山頂西の肩へ飛び出す。リーダーのルートファインディングに感謝。山頂で握手を交わした。

 卒業山行としてこんな美しい沢と渓中泊を経験させていただいてありがとう。これからは役に立てるようにがんばります。





まずは沖ビリ沢の源頭へ懸垂下降


ナメ滝を下る


水ノ木沢階段状の滝で記念撮影


最後の涸れ滝に挑戦