C山行 キュウハ沢

日時・ランク・天候・人数
2009年4月19日(日) D−C−7 晴 4人
みろくのコースタイム

塩水橋8:20・・・キュウハ沢出合9:30・・・四町四反10:46・・・大ガラン沢出合13:15・・・丹沢山15:05・・・塩水橋17:27

報告事項


山行記

 塩水橋から本谷川沿いの林道を登る。新緑のグラデーションの中に、山桜の白が映える。1時間ほど歩き、汗ばんできた頃、キュウハ沢の出合に着く。東丹沢屈指の人気の沢。期待と不安を胸に沢装備を整える。堰堤をいくつか越え、戦時中に墜落した飛行機の残骸を過ぎると、ゴルジュ帯に入る。いきなりロープのお世話になって滝を越すと、四町四反の沢を左に分ける。12mの大滝は右岸を巻く。ここから先、水量豊富な滝がテンポよく現れる。すいすいと登る、と言いたいところだが、何度もロープを出してもらう。この沢をリードで登るためには、まだまだ修業が必要だ。大ガラン沢を右に分ける頃には、入渓から4時間を経過していた。さすがに中級の沢は甘くない。今回、6名の申し込みがあったが、諸事情により4名での山行になった。予定通りの人数だったら、明るいうちには下山できなかったろう。本流は伏流となり、長いゴーロ歩き。最後のF6は、もろい岩に冷や冷やしながら登る。ゴミの多さに辟易したころ丹沢山荘の真下に突き上げる。天王寺尾根を下る。足元にはスミレ、見上げれば樅の巨木。春の空気を思いっきり吸う。ヒルが起き出す前のベストタイミングだった。





小滝を渡る


F2が見えてくる


後続者をビレイする


小滝を登る