日時・ランク・天候 |
2009年4月12日(日) B-B 4 曇 8人参加 |
コースタイム |
登山道入口11:10・・・11:20修験場・・・12:20月山13:00・・・13:40女体山13:50・・・14:20男体山14:30・・・15:30〆張場15:40・・・16:00登山口 |
山行記 |
この山は背戸蛾廊に近く、いわき市北西部に位置し、昔々、朝廷から派遣された石城国造 (いわくにのみやつこ) と建許呂命 (たけころのみこと) が赤い大猪を射止めた二本の矢を祭った伝説の山。修験者の修業の場と言われてきた。登山口~修験堂、月山まで約一時間、山頂には前記を祭る祠があり「山行の無事」を祈る。
眺めは最高。岩峰の男体山、女体山の頂に動く人影。遠く眼下にいわきの街並が霞んで見える。山稜はアカヤシオの群生。満開時は全山赤く燃える様だが残念ながら二、三分咲きでした。
いつの間に通過したのか、二ツ箭山の木々の間に間に見え隠れしていた女体山が現れ、15m以上ある鎖場を登り、ホット一休み。下りは30m程の鎖場。シュリンゲを装着し全員鞍部へ。次は男体山。フウ~ッ!やはり30m以上の垂直岩場、一番の難所で、鎖とホルダーと足元と三点確保で慎重に登り、山頂は、低山のワリで高度感有り、槍の穂先より狭く七、八人立つと一杯。這って移動する有り様。
同じ鎖場を慎重に下り、鞍部より下山道へ、又々長い鎖場が現れ、一枚岩~滑り岩~〆張場へと下山。緊張の糸を解く様なリーダーからの赤いイチゴのご馳走に舌鼓。スリルと緊張と充実感の醍醐味を味わえた最高の一日、また行きたい山です。 |
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