日時・ランク・天候 |
2009年2月14日(土) B−B−5 晴 9人参加
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コースタイム |
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集合場所 立川駅 7時30分
鳩ノ巣駅9:00・・・9:55大根ノ山ノ神10:00・・・11:30コブタカ山11:40・・・12:00本仁田山12:30・・・14:00安寺沢14:05・・・14:45奥多摩駅15:25
歩行時間:4時間50分 |
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報告事項 |
今年は雪が一切なし(例年、30cm〜40cmぐらいある)。
周囲の山々も北側斜面を含め雪が見当たらない。
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山行記
昨夜は強風で風の音がうるさく、なかなか寝付けなかった。朝布団からすぐには出れなかったため、駅まで走るはめになってしまった。勢い良く家を飛び出すと外は雨。まさか中止ではと思いCLに電話すると、既に集合場所に向かっているとのこと、大急ぎで駅まで走る。車窓から遠くを見ると雲が切れている、集合場所の立川駅に着くころには雨も上がっていた。青梅線に乗り換え鳩の巣駅を目指すが、奥多摩の北側斜面には雪が見えない。
1月に行った2つの山行はどちらも雪に恵まれ、軽アイゼンが雪面を捕らえる感触と、ダブルストックで全身を使って前に進む楽しさを味わったが、今日のセミナー山行では、雪道歩行の基礎を学び、正しい足の運びやストックワークを身に付けようと思っていたが、どうなるのだろう。
鳩の巣駅で準備体操を行い、大根ノ山ノ神に向けて歩き始める。暑い。初春の様な暖かさで気温は18度ほどあり、汗が吹き出てくる。辺りに雪は見えない。それでも登り続ける。列の前を歩く人から雪だと歓声が上がる。しかしそれは濡れた岩が日に反射し白く見えているだけであった。尾根の途中にはトラバースに最適の場所があったが残念。例年なら20センチの積雪があるそうだが、もう雪は期待できそうにない。
ならばストックワークの練習だけでもと思いストックを2本出す。右足と左手のストックでほぼ同時に地面を掴み前に進む。ストックは脇を空けず、手首を前に返すように突いてやるとリズムが取りやすく安定して歩けるようだ。途中2箇所ほど、直径30センチほどの塊で雪を見ることが出来た。これで良しとしよう。
ストックで歩くことに集中していると、いつの間にか本仁田山頂上に到着。暖かい日差しの中での昼食後、安寺沢へと下って行く。雪道歩行訓練として、谷側の足を常に開きブレーキを掛けること。曲がる時は山側の足を軸にして方向転換することを教わり、早速実践する。今日一番の大収穫だ。下りもアッと云う間に終わり、降り口にあった沢の湧き水で贅沢に靴とストックの泥を落とす。帰りは、CL行きつけの立川の美味しい店で反省会。 |
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