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21年1月17(土)〜18日(日) D-D-7 晴れ 11名 |
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@ 茅野駅9:10 - 10:10渋御殿湯10:20・・・12:30黒百合ヒュッテ(テント泊)
A テント(6:40)・・・7:40東天狗岳7:45・・・8:10西天狗岳8:20・・・9:10テント10:00・・・11:20高見石小屋11:45・・・13:00渋御殿湯13:30
- 茅野駅 |
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この山行は、かっての冬山学習シリズから巣立った」リーダー4名が再開した、「雪山スクール」の第2回目学習山行である。
初日、渋の湯から歩き始める。トレースはしっかりしており、アイゼンを履くまでもない。キュッキュッと雪が小気味良く鳴る。2時間半程で黒百合ヒュッテに到着し、テント設営。午後、近くの小高い山でラッセルと滑落停止の訓練。夕食にご馳走になったTリーダー家の特製梅酒が冷えた身体に染み渡った。
翌朝6時43分出発。中山峠から東天狗への稜線で遙か彼方から朝日が昇り始めた。風は強いが快晴、凍てつく空気は張りつめ、あくまで澄んでいる。1時間程で東天狗岳。すぐに鞍部を隔ててぽっちゃり雪を被っている西天狗岳に向かう。麗しい山だ。この山に向かう登山者は少ないと見え、ラッセルが必要だった。若手、前行って!と言われトップに追いつこうとするが、足は上がらず、雪山は一に体力と言う言葉を再認識。
8時5分西天狗岳。360度全ての山々が雪を被っている。北・南・中央の各アルプスはもちろん、日本中の山が見渡せるのではないか、と錯覚するほどの大展望。皆の歓声が聞こえる。
雪の天狗岳でご婦人が景色に感動して静かに涙を流していた、と書かれた山行記を読んだことがある。この筆舌に尽くしがたい展望を得て、さもありなんと素直に思えた。名残は尽きないが、山頂を後にして、テント撤収、高見石小屋を経由して12時52分渋の湯に下山した。
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