日時・ランク・天候 |
5月31日(土)〜6月1日(日) C山行 曇、晴 8人参加 |
コースタイム |
@ 東日原バス停9:10・・・10:00稲村岩分岐上10:10・・・11:101310m付近11:20・・・12:10ヒルメシクイノタワ12:25・・・・12:50鷹ノ巣山12:52・・・・13:05鷹ノ巣避難小屋13:30・・・・15:15七ツ石山15:20・・・17:15雲取山荘(泊)
A 山荘4:25・・・5:30芋ノ木ドッケ・・・7:00長沢山・・・9:30酉谷山10:10・・・11:25七跳山分岐11:40・・・12:35天目山13:05・・・13:25一杯水避難小屋13:35・・・・15:25東日原バス停16:17
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報告事項 |
急登の稲村岩尾根からはきつく、曇りで助かった。
芋ノ木ドッケからの長沢背稜は奥深く変化に富んだコースで
爽やかな緑と花々は長い長い道のりを支えてくれた。 |
この山行の最大の魅力は、東日原を起点とし日原川の全流域を一回りする、距離35km、
累積標高3130mのロングコースを歩くこと。特に雲取山から東走する長沢背稜は奥多摩最大の縦走路で自然の姿が残る静かな山域だという。
出発前は期待で胸が高鳴る思いだった。
初日 稲村岩尾根を登る。霧にかすむ新緑、ミツバツツジが美しい。鷹ノ巣避難小屋で昼食、体調が悪く食べられない。ブナ坂から雲取までは標高差350m、辛かった。歩幅を狭く息を長く吐き登りきる。雲取山荘17時30分着。長く辛い一日だった。でも素晴らしい雲海に感動。明日は晴れそうだ、長沢背稜を元気よく歩きたい。
二日目 4時24分出発。三峰への縦走路と別れ長沢背稜に踏み込む。横からの光が霧に軌跡を描き幻想的だった。桂谷ノ頭付近のアズマシャクナゲ長沢山付近のミツバツツジ、朝日を透過させた新緑、夢のような尾根道だ。青空も広がり富士山も見える。酉谷山分岐から巻き道の尾根道を進む。酉谷山頂上で昼食。また気持ちの良い巻き道に戻りホトギスやツツドリの鳴き声を聞きながら緑の中を進む。ハナド岩展望台では歩いて来た峰々が一望でき「良く歩いて来たな」と感激。
最後のピーク天目山を前にリーダーから「頂上を踏む、それとも巻く」との問いに、「頂上を踏む」と、まだ力は残っていた。登りと下りの尾根ではシロヤシオも咲いていた。ヨコスズ尾根下りの後半は植林の中のジグザグ道、厭になるほど長い。
とうとう日原の集落が見えてきた。「やったあ!」
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