山行記
“温泉” の言葉につられて参加を決定したのは19人のメンバーのうち私だけ?
上野原駅からタクシー4台に分乗し、登山口のある下尾崎へ向かった。準備運動の後いざ出発。 葉を落とした木の枝を通しての日差しを左から受け、くるぶしまで隠れるくらいの落ち葉をザッザッとかき分けながら。
後方に道志の山並みがすこし霞んで見える。 思ったより急な山道を黙々と歩くことおよそ1時間、江戸時代の月待ち信仰を物語る二十六夜塔を経由して二十六夜山山頂に到着。
リ−ダーより “ここは今日の山行の25%です” との言葉に集合写真を撮って、すぐに再出発。
アップダウンが少ないせいかメンバーから余裕の笑い声も聞こえ、足元のヤブを気にしながらも、あいかわらず暖かい日差しを受けての気持ち良い尾根歩きが続く。目の前の朝日山が見える棚の入山でちょっと早めの昼食。
ところが、昼食が終わるのを待っていたかのように、空模様が急変。日が翳り、谷から吹き上がってくる冷たい風に追われ、早々に下山を開始した。
天気予報では夕方までは大丈夫となっていたような?
リニアモーターのテスト走行線のトンネル上部にあたる尾根を経て雛鶴姫を祀った雛鶴神社へ到着。 さあ、お待ちかねの温泉。
送迎用マイクロバスで温泉施設に着いた頃にはぽつぽつと雨粒が。間に合った!
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下尾崎の登山口より |
棚の入山山頂 |
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棚の入山手前の急登 |
比高断面図 拡大します |
雛鶴姫の石像 |
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