D山行  光岳〜寸又峡温泉

日時・ランク・天候  11月22日(水・夜)〜26日(日)  D-D-9  晴 8人参加
みろくの
コースタイム
22日:
    JR小田原駅に20:30集合==JR静岡駅
23日:
    沼平5:40・・・12:35茶臼小屋(テント泊)
24日:
    茶臼小屋5:30・・・13:30光岳小屋(テント泊)
25日:
    光岳小屋5:35・・・9:30柴沢吊橋・・・13:30寝水の水
    (テント泊)
26日:
    寝水の水5:05・・・10:15千頭ダム・・・13:00寸又峡温泉
報告事項 光岳登山口(柴沢吊橋)〜寸又峡温泉までの林道は崩壊か所あり。


     山行記
                          日本横断夢の縦走最後の山、光岳は台風で延期になり11月の終わりになってしまった。出発前にテレビに映った南アルプスの航空写真はまっ白い山並が続いていた。私達は、もう冬山だという緊張感を持って静岡に集合した。   
 23日、沼平を出発し、茶臼の冬期小屋に入る。夜のうちに前線通過で雪が10センチほど降り、山はふもとまで白くなった。アイゼンをつけ稜線に立つと聖岳はもちろん中央 アルプス、遠く北アルプスまで望むことが出来た。深いところでは、膝までもぐる雪を交代 でラッセルしながら、光岳冬期小屋に入った。その夜は、満天の星空で朝は、かなり冷え込んだ。
 25日、いよいよ光岳から寸又川左岸林道に向う。雪の付いた急斜面に神経を使い柴沢吊橋に9:30
 に着いた。ホッとする間もなく「寸又峡温泉まで39.9キロ」の標記に、心を新たにする。皆、
 思い思いにガムテープやテーピングテープで足の裏を補強し、長い長い林道を歩きはじめ 
 た。林道は、あちこちで崩壊していて、通行が困難だった。もう、このコースから光岳に登る
 人はいないだろうという印象を受けた。柴沢吊橋から12キロ歩いたところに寸又川源流と
 いう「寝水の水」という絶好の水場とフカフカの苔のテント場を見つけ行動を打切った。
   26日は暗いうちに出発。10:15に千頭ダムを通過。先が見えたのか皆「温泉・ビール・
  おでん・馬刺し」などの会話と笑顔が多くなる。13:00観光客で賑わう寸又峡温泉に着い
  た。もう越える山はない。あとは平地を歩き12月に御前崎にゴールだ。それまで涙は、
  とっておこう。


茶臼岳〜寸又峡
  

                                      

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