山登りの原点とも言うべき「ヤブ山行」について紹介します。
「ヤブ」と言っても「ヤブ漕ぎ」ばかりではありません。未踏の尾根筋、踏み跡のハッキリしない
ルートなどに探検心旺盛に入って行きます。
子供の頃裏山を夕方遅くまで探検したでしょう。そして木の上に砦をワクワク、ドキドキしながら
作ったことがあるでしょう・・・・・。あれですよ!あれ!!ちょっとだけ大人の味??を出して
やろうとするのが「ヤブ漕ぎ山行」です。

普通のコースに比べれば危険がいっぱいです。時には、ヤブを漕いだら突然、出会い頭に熊
さんがと言うこともあります。
初めてのコースですと、何に出くわすか分かりませんから、いろいろと調べてから挑戦します。
それから岩や沢登りの技術、さらには木登りのワザ?まで身に付け、いろいろな道具も用意し
ます。ナタ・ノコギリや時にはビバークの用意もします。
もちろん、地図だけでなく地形も充分に読めなければいけません。
「ヤブ漕ぎ」は極めて高度??な総合力が求められる山登りなのですよ!!

あまり多人数で入りますと、また同じルートに度々入りますと自然を壊してしまいますので
自然のままを充分に考え、注意しています。
丹沢にも地図には書いていない面白いルートがいっぱいあります。
みろくでは「ヤブ世話役会」があって、少しリスキーな「ヤブ」計画を実施しております。
ひと味違った丹沢を楽しめますよ!  「あぁ、面白かった」が味わえますよ!
全員で進路調べ 地形を読み踏み跡のない灌木帯を行く