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机上学習
このテキストをもとに机上での学習を始めます 机上学習風景 地図の説明 興味深々で講師の手元を見つめる講習生の方々 山の模型を使って等高線の表現を理解する作業風景
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実技
これがコンパス 登山者必携のコンパス 持ってはいるけど、使い方が分からない… 地図読みは コンパスの使い方を学びます 進行方向に現れる地形を地図から読み取ります 支尾根や沢の角度を確認し 現在地の確認をします 地図はリーダーが用意してくれました 今回の地図読みのフィールドは 逗子市と葉山町にまたがる三浦アルプス 遭難者も出ると言うこの山域は、地形が入り組んでいて手強い 狭い山域だが地図読みは難解なのだ 「地図の赤い線は何ですか?」 「磁北線です。磁石が指す北を表しています」 スタートは長柄の交差点 リーダーからコンパスの使い方のレクチャーを再び 「左辺に右辺。丸いのが回転盤。真ん中の大きい矢印が大矢印です」 机上学習で習ったはずなんですけど… 「コンパスの左辺を、スタート地点からルートの赤い破線に合わせます」 地図読み実技の第一歩は、進行方向の確認から そのために どこにどうやってコンパスを当てるか、から始まります 「ここの所、こうやってルートに左辺を合わせます」 「え?どうするんですか?」「ここの所にこうやって合わせます」 コンパスの角度は進行方向に合致しましたか? 出発点から少し歩いた先のポイントで、現在地から戸根山を探してみます 戸根山の山座同定のやり方は 現在地から戸根山にコンパスの左辺を合わせる 回転盤を回し、回転盤の中の線を磁北線に合わせる コンパスを胸の正面に置いて自分の体を動かし、磁針を回転盤矢印に一致させる 大矢印の指す方向を見る 戸根山が見える ゲートを越えて三浦アルプスに入る 5番のポイントで対岸の沢の角度を確認する 現在地Dから対岸の沢に左辺を合わせる 角度125度 コンパスを体の正面に置き、沢を確認する 大矢印の先に沢が見える 5番のポイントから125度の角度に確認できる支沢 「この沢の角度は?」 地図読みに夢中になってしまう 12番のポイント 林道終点 沢の合流点で、それぞれの沢の流入角度を確認する 右手から流入する支沢 沢の合流点 林道終点の地形図 それぞれにコンパスで沢の流入角度を確認 13番のポイントから支尾根の角度を確認する 地図上の角度と、実際の支尾根の角度が合っているだろうか 違っていたら、現在地が違うということになる 13番から、支尾根に左辺を合わせる 大矢印の先に支尾根が見える 13番のポイントから西に派生する支尾根の様子 支尾根の角度を念入りに確認 ドングリ並木で 南東の支尾根と北東の支尾根を確認して 現在地の確認作業 順番で先頭を交代します 「進行方向はあちら」 「次のポイントまでの地形はどうですか?」「え〜と、100M程平坦で、その先で20Mくらい登ります」 20番から21番まで、進行方向角度280度 21番は20M登ったピーク ポイントに着いて先頭交代 「次のポイントまでの地形はどうですか?」とリーダー 皆で方向を測り どんな地形が現れるのか地図を読む 進行方向が決まって、次のポイントに出発! 着いたポイントで、また地図を読む とにかく地図を読む! 観音塚を過ぎてクリーンセンターの分岐に向かう 地図上でルートを辿り、支尾根を確認して、現在地を判断する 路端にはキンミズヒキ 先頭を交代 「次のポイントまでの地形はどうですか?」 各自それぞれに次のポイントまでの地形を読みます 分岐では、ルートの角度を確認する 進行方向に誤りはないか、地図を読みます 進行方向の確認ができて 次のポイントに向けて出発 仙元山が今回の地図読みの終点 最後に体操をして 今日の感想を発表 下山路にはツリガネニンジンの花が風に揺れて その後の反省会は… 勿論、しっかり反省します! まず 「お疲れさま〜!!」 その後 山行の四方山話に花が咲いて… このようにして 地図読み山行が行われます END |